2016-03-31
中古住宅 雨仕舞06:雨水の受け皿が劣化を促進
雨水の受け皿が劣化を促進。
バルコニー開口部の矢印部分に雨仕舞いの工夫がなされていないケース。
ここも雨水の受皿となり、建物の劣化をはやめてしまっているのです。
開口部下の壁の部分にヒビ割れを確認。これを埋めることも大切ですが、その要因をつきとめ、対策することが肝心です。
対応の手順としてまずはバルコニー下部にある天井を開けて内部の劣化状況を確認します。
次に浸水による構造材や壁下地の劣化が著しい箇所は、部材の補強や差し替えを行います。劣化の要因である開口部の雨仕舞「水切」・「雨押さえ」をして、壁面のヒビ割れを修繕し、塗装(弾性塗料等)で仕上げます。
中古住宅で、なにがおきているのか
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