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2017-03-27

住宅検査からのリフォーム

リフォームはちょっとしたアイディアや気遣いが大切です。

 リフォーム済みの物件は、浴室、キッチン、トイレなどの水廻りや壁・天井クロスなどの目に見える個所を直していることが多く見受けられます。以前検査した物件はファサード(正面)だけを高圧洗浄でキレイにして裏の見えない個所はそのままというとても”わかり易い”リフォームもありました。

 コンクリートの基礎に0.5ミリ以上のクラック(ひび)があった場合

 0.5ミリ以上のクラック(ひび)があると、建築基準法で決められている内部鉄筋から外部コンクリートまでの距離(かぶり厚さ)が短くなり中の鉄筋が錆びやすくなるので、隙間を埋めることをおすすめしています。

*錆汁や錆びた鉄筋が露出している場合は専門家にご相談ください。

タイルが剥離していた場合

年数が経っているタイルは、生産終了している場合が殆どです。そこでお庭にあったレンガを頂きタイル状に加工して貼りました。こちらはp+のアイディアでサービスさせていただきました。

 ちなみに外壁に使用されるタイルは、レンガのサイズを元に生まれたもので、レンガの小口(60mm×108mm)2枚分の大きさに目地幅を加えたサイズとひとしくなり二丁掛けと呼ばれています。

外壁に水がまわってしまっている場合

 外気を取り込むための管から(通気管)浴室などから排水されたお湯の湯気が通気口付近で結露しその水が壁にまわっていました。水が入ってしまった部分を補修し今まで同様、防虫キャップだけを壁に設置すると今後も同様の現象が発生しますので、エルボ管配を設置し結露水が直接外壁にまわらず、汚さないようにしました。

 外装塗装などはご自身で確認できない箇所もございます、訪問や広告チラシなどの業者に不安な方はお気軽にP+にご相談ください。

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