リフォーム済み物件はお得!?
通勤、通学時間、近隣状況、金額、間取り、融資条件など それなりに納得しているのですが、最後の後押しが欲しくなるものです。
リフォーム済みだと即入でき、綺麗な壁紙が貼られて一見お得なようにも感じますが、果たしてリフォーム済み物件はお得なのでしょうか?
浴室はタイル!?
リフォームされた綺麗な浴室ですが、何か感じませんか?
そうユニットバスでは無いのです。
1階にユニットバスを設置するには、布基礎の場合床下に底盤コンクリートを打たなければなりません、その手間・費用を惜しみ(?)タイルを貼り替えた可能性もあります。
築年数が古い浴室ではタイル目地から水が漏れ腐食している物件がよく見受けられ、土台の腐食処理や防水、断熱は大丈夫か心配になります。
屋根も塗り替えられて雨漏りの心配が無い!?
綺麗に塗り替えられ、艶もありますし雪がずり落ちないように雪止も設置されています。
問題ないように思われますが・・・。
屋根材を全て塗装してしまっているので、ピンホールが出来てしまっています。ピンホールがあると毛細管現象によって、雨水を吸い上げたり、通気性が悪くなったりし、湿気や逃げ道を失った雨水などが下地材を腐らせ雨漏りが始まりますので、屋根には適切な隙間が必要なのです。
屋根材と屋根材の間にタスペーサーという金物を挿入させ屋根材と屋根材の縁を切り、適切な隙間をつくり施工するのが一般的です。
リフォーム済み物件は、誰も見向きもしない売れ残りの古く汚い物件に最低限の見栄えだけを優先に施工されている物が多く見られます。(それでも売れない場合は、建売業者などに買い叩かれたうえに、リフォーム代も無駄になってしまいます。)
購入を諦めたら検査費は無駄!?
検査して購入すべき物件ではなかったと物件を諦め、検査費が無駄になったとお考えになる方もいますが、検査をしたから購入を諦めたのであって、購入し保証が切れた後に不具合が見つかり補修代を払うことや、今後の物件探しの参考になることを考えますと決して無駄ではありません。
私たちP+(プラス)では、いい家見つけるサポートプランというサービスを実施しています、住宅診断を3回(3戸)まで寄り添い、お供させていただきます。