2016-03-29
新築戸建住宅内覧会5:屋根裏の結露にも注意を!
屋根裏にカビを発生させる結露にも注意を
屋根裏に水痕が見つかると雨もりだと思われがちですが、雨だけが原因とは限りません。
冬の朝にカーテンを開けると、窓一面についた水滴を目にしたことや、夏場にグラスの冷たい飲み物が注がれた、表面に付く水滴を見たことがありませんか? これが結露(けつろ)という現象です。
その結露が天井裏でも起こっていることをご存知でしたか。おそらく目にした方は少ないかと思います。
空気に内包される水蒸気(湿気)の量は、温度によって規定されています。ある温度で気体の状態を保っていられる最大の水量のことを飽和水蒸気量と言います。
外の気温が低くなることによって、天井裏のなかで室内側の表面温度が下がったり、暖房などで天井裏内の空気が温まったりすると、空気(気体)が湿気を保てなくなり、熱が伝わりやすい金物(鉄は木の700倍熱を伝えやすい)に水滴となってあらわれます。結露が常態化すると、カビが発生したり木が腐ったりします。
このような場合は、熱をさえぎる断熱材に使用するウレタン(発泡ウレタン)を吹き付けることをおすすめします。
ウレタンは熱の伝え難さは木の3.5倍ありますので非常に効果は高いと思います。
屋根裏すべてにウレタンを吹き付ける工法は、断熱効果も非常に優れています。
自分で確認できない、不安、心細い方は、
検査員が立ち会いサポート致します。
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