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2016-03-29

新築戸建住宅内覧会2:電線を固定する金具の防水性も確認!

大事な柱に固定する、金具の防水性にもチェック

電気を使うには電線を家に取りこまなければなりません。電線を金物で固定して、建物との線とつなぎます。

電線を金物で固定して、建物との線とつなぎます

電線の距離が長い場合、かなりの荷重がかかるため、柱に太いボルトで取り付けることになります。
柱は「在来軸組工法」の場合、通し柱(とおしばしら)と呼ばれる、構造のうえで重要な木材です。

金物と太いボルトの隙間から雨が浸入。構造の要ともいえるが年月を経て腐ってしまうと、瑕疵保険(かしほけん)が切れた場合、優に数十万はかかります。引き込み用の金物にはシリコンなどで適切に防水してもらうことで、被害を未然に防げます。

こうしたシーリング(シリコンなどの防水処理)を施工していない業者がまだまだ多いのが現状なので、内覧会の際にはぜひチェックしてみてください。

引き込み用の金物

また、窓やベランダから見えない場所に設置している場合も多いので、その際には工事写真、仕様書などや関係者に確認することをおすすめします。

引き込み用の金物は「コの字」のものも多く見られますが、フック金具(通称「ぶたのしっぽ」)も固定方法は同じです。シーリングのチェックをしてみましょう。

フック金具(通称「ぶたのしっぽ」)も固定

自分で確認できない、不安、心細い方は、
検査員が立ち会いサポート致します。

新築住宅内覧会は、ここをチェック!

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