2017-06-30
新築戸建住宅内覧会9:洗面化粧台
隙間を埋める
どこにでもあるごく普通の新しい洗面化粧台ですが、どこを見れば良いのでしょうか?
よく見ると壁と洗面化粧台の間に隙間があります。この隙間にヘアピンなど小物を落としてしまうことがありますし、水やゴミが入るとそのままとなり将来カビが発生することもありえます。
この隙間に簡易的なテープで塞ぐこともできますが剥がれたり、汚れたりするようなので新築時にはコーキングをおすすめします。
蛇腹ホース受けのチェックも忘れずに
洗面化粧台下の扉を開くと樹脂のケースが見られることがあります。
このケースはシャワー水栓の根本に水が掛かると蛇腹ホースを伝わり水が滴るので、その水を受けるものです。常に水が滴るわけではありませんが、お子さんのいたずらや清掃時に掛かる場合がありますので一年に一度程度ケースに水が溜まっていないかのチェックをされることをおすすめしています。
もし水が溜まっていたらケースを上に持ち上げ止め金具から外し、ケースを取出し水を捨ててください。ケースが取り外し困難な位置に設置されている場合があるので、その際は位置の変更をされることをおすすめします。
清掃の確認
上下に曲がった配管は、臭気を止める為に封水と呼ばれる一定の水を溜めるトラップです。そのトラップの下にはキャップがありますので、ゴミや毛などが詰まって排水の流れが悪くなったときは封水を受ける桶をキャップの下に用意して外しゴミなどを取り除いてください。
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