2019-07-23
新築内覧会チェック11:水道メーターボックス(水量器)の位置
水道メーターボックスの位置
水道メーターボックス(水量器)の位置をご存知でしょうか?
水道は本管から引き込みされ水道メーターを通してから建物内に引込されています。
水道の使用量は水道メーターボックス内のメーターに記録され、検針員が水道メーターボックスを開け、使用水量を確認しますのでゲートやセキュリティーを解除して宅地内に侵入される位置より道路から検診しやすいところに設置している場合が多くみられます。
ただ玄関アプローチなどの目立つ場所に水道メーターがあるのは美観的にはあまりよろしくないように思います。
積載禁止
プラスチック製 水道メーターボックスの特徴は安価であり、軽量であるため、持ち運びが容易で施工時の作業性が良い製品です、積載禁止の文字がありますが耐荷重2トン程度なので乗用車の少ない通行に耐える強度があります。
しかしながら、フタの材質は FRP(繊維強化プラスチック)であり、5年程度の経年変化で設置条件にもよりますが割れることがあり交換が必要になります。
車の下に水道メーターボックス
二ヶ月に一度検針員が検診に訪れ検診しますが、水道メーターに動かせない物があるとチャイムを鳴らし移動のお願いをされます。
狭い駐車スペースだとちょうどタイヤに水道メーターが乗ることがあります、そうなると検針日ごとに車の移動をすることになってしまいますので、建築時にはご注意ください。
逆に広い駐車スペースだと物置や駐輪スペースを後から設置する場合がありますが、設置をしたが故に水道メーターボックスの上にタイヤ等が乗ってしまう場合もあります。水道メーターの位置を大幅に変えることは困難ですし、費用もそれなりに掛かりますので水道メーターボックスとの位置計画を十分検討されることをおすすめいたします。
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タグ: 点検口、天井裏、
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